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ぽち袋です。
顔料染めの千代紙に、秋月和紙さんの手漉き和紙を上掛けして作った贅沢なぽち。
先々週でしたか。。。「美の壺」ぽち袋の番組の中で「小さきものに大盤振る舞い」だったかな。^^
贅沢なぽち袋が紹介されていて。。。まさにため息でしたが。。。

ワタクシにとっての贅沢なぽち袋を作ってみました。

内側の顔料染めの千代紙は、
セミオーダーで作っていただける千代紙ですが、
今回は、いただきもの。朱色に近いきれいな赤色の染で、
大胆な柄の雰囲気とうまく調和していて美しい和紙です。

そのままでも十分素敵なぽち袋になってくれそうでしたが、
一枚上掛けし、
鮮やかさと華やかさを少し抑えてシックなぽち袋に。

上掛けの秋月和紙さんの手漉き和紙は、
真っ白ではなく、橙色のぼかしが入った和紙を使っています。

ワタクシのへたくそな画像では伝わらず恐縮ですが、
ぽち袋の後ろの貼り合わせ部分に、
橙色を刷いたように見えるよう。。。重ね合わせています。

そういう風にできたものもあります。笑
かな。

色のぼかしが入っている手漉き和紙は、
一枚から「ここ」と思うところを切り取っていこうとすると、
これ
と思う場所はわずかです。

「これ」と思われて嫁いだ子はよいですが、
「これじゃない」と思われた子たちは、
変な形で余ってしまい、かわいそうので。。。

ちゃんと(笑)平等に端から手ちぎりして、
狙い通りうまく色合わせできたぽち袋と、
そうはならなかったぽち袋とありますが。。。

仕上げてみると、
どの子もかわいく、それなりに美しく。

お気に入りのぽち達となりました。

更に渋い色違いも作ってみます。

寒い月曜日の朝です。
今日も充実の一日を。。。九甘堂 古賀あき乃