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最近良く作っている折形です。
この折形は、熨斗部分が結構大きいのでなんだか改まった雰囲気もしますが。。。
「塩包み」として紹介されているものを、少しアレンジし仕上がりの形を正方にしています。

お赤飯などに添えるごま塩などを包んだものでしょうか。
塩がこんな風に和紙に包まれて添えられていたら、
食べるのが楽しくなりそうです。^^

もちろん本来は、
遊印やエンボッサーなどは使いませんので、
真っ白い紙で、ひたすらきちんと折ってあるだけのものであったはずです。

まず丁寧に折ってある白い和紙を開いて、
中の塩をお赤飯にかけて、いただく時、
きっと、その所作も食べ方もゆっくり丁寧になるのでは。。。と想像します。

どこからでも手で開けられる便利な小さな袋をぴりっと破り、
さっと塩を振り掛け、食するのとは違うはず。

それが悪いわけではありません。

けれど、なんでもないことを
ただゆっくり丁寧に行うことが。。。
ささやかな楽しみを生み、小さくとも心の余裕につながってゆくものなのかもしれません。

「面倒だ」と思う人もいるのかもしれませんが。笑

便利な小さな袋がなかった(知らなかった)時代は、それが普通だったのだろうと思います。
どちらがいいとか悪いとかではありませんが。。。
そんなことを思いながら紙を折る午後。

良い一日を
工房 蓮 藤井あき乃