横置きの簡易金封が続いて恐縮ですが。
初めて奉書紙で作ってみました。
奉書紙は、好きな和紙ではあるのですが、
シンプルすぎて、
へたな装飾を受け付けてくれないというか。。。
やればやるほど安っぽくなる気がしますが、
なにも施さないとそっけなさ過ぎて、限りなくさびしー感じに。
簡単なようで難しい白和紙です。
毛羽も立ちやすいため、もたもたと触りまくっているとすぐに薄汚れた雰囲気に。
だからこそ。。。
潔くキメテあげられると、
凛々しく美しい佇まいをみせてくれます。
内側の和紙は、先日お邪魔した秋月和紙さん★で求めた手漉き和紙です。
ごくごく薄く、しゃくしゃくした質感。
少々生成りがかっているので、
真っ白の奉書の下に重ねると全体が若干カジュアルに。
簡易金封なので、端正すぎるのもどうだろう。。。ということで。
少しくずしてこの色の和紙を内側に使いました。
ただ新しい和紙を使いたかっただけのくせに。
いろいろ講釈垂れてます。^^
充実の一日を
工房 蓮 藤井あき乃