この折形。。。ぽち袋として使うなら、紙幣は三つ折りになります。
なのでぽち袋として折るのなら、もう少し小さめにしたほうがかわいいかもしれませんね。
いつもは半紙を切らずに、1枚で仕立てています。

上の画像は、半紙ではなく生漉きの紙ですが、
短辺の長さは、半紙とほぼ同じです。

大きな和紙を切り出すときに、
できるだけ無駄が出ないように、あるいは端紙が出ないようにと意識するあまり、
その和紙の限界を自分で狭くしてしまっていることが多々あります。

大きな面積を持つ和紙であれば、
サイズ的に限界があるはずもなく、
要するにけちけちしないで作成すべし。ということになるのですが。

思わず、けちけちしちゃうようなお値段ですと、
やっぱり意識しないわけにもいかず、
ぽち袋なのにな！と思う自分を否定することもできません。＾＾

大きな和紙から切り出すときは、
自分の価値観とのタタカイでもあります。

充実の一日を
工房蓮　藤井あき乃