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紗綾形の和紙を使って金封を作ってみました。
この縦ラインにしばらくこだわってしまいそうですが、
ものすごく手間がかかる分、
作った数だけ上手になってゆきます。
我ながら。笑

縦のラインが強調されますので、
柄和紙も選ぶというハナシを先日も致しましたが、
縦のラインを強調する
ということは、
かわいらしさよりも凛々しさを意識したほうがバランスのよいものが仕上がります。

粋な雰囲気を目指して紙を選び、地の紙と柄和紙の組み合わせを考え、
水引きを付けるなら、水引の色合わせを考える。

印は最後となりますが、
金封として使うなら、
手渡しするにしても、金封自体に自分の名前は入っていたほうが格も上がります。
後ろや表面左下に、名前印(短冊形か、瓢吉相印がオススメ)を捺します。


勇気がある方は。笑


という感じですが、
失敗を恐れるなら、こんな風に別紙に捺して貼り付けてもよいと
わたくしは思っています。
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これは、「御見舞」のゴム印と「折鶴」印ですが、
お名前印でももちろんよいと思います。
薄手の和紙をあらかじめ手ちぎりしておき、
名前印を捺して、ピッタリ貼り付ける(この時の接着剤は、シワなしピットがおすすめ)

しかしこの紗綾型の力強さは御見舞いにはちょっとそぐわない感じです。笑
なので、ボツ作品で、サンプル箱で静かに休んでもらっておりますが。

今、
御見舞い用の金封を今いろいろ試作しており、
大き目のゴム印を先に作ったので、
柘印12ミリ角でも作ってみました。
なんだかどーんと中央に「御見舞」とあるよりも、
さりげなく、絵モノ遊印に添えられる文字印のほうが、気持ちも伝わりそうな感じがするので。

なかなかよい感じです。

これらはまた改めて。。。今日upできるとよいのですが。

充実の一日を

九甘堂古賀あき乃