遊楽の印(ゆらのいん)のblog

工房蓮のオリジナル本柘植遊印を使って、文香や折形、和紙巾着袋など。。。いろんなものを作って遊んでます。

カテゴリ:本柘遊印で作る > 文香

朝からずっと灰色の空です。雨が降っていて。時々雷。いったいどれだけの距離を落ちてくるんだろう。と思う。こんな日に似合う和紙を早朝から探していて、数年前に自分で色をつけた和紙の中から、青みのあるごくごく薄い墨色の和紙を見つけた。小さな文香と封緘紙を作る。色 ...

こんなことをやっていると、あっという間に時が経つ。画像の和紙は、練習を兼ねて、思うままどんどん「四角塗り」したものに、雰囲気近いかなと思う和月名を捺してみたけれど、あらかじめちゃんと季節感を思いながら色塗りしていたらもっと楽しいに違いない。しかし、例えば ...

遊印の背景を作る。あるいは遊印で背景も作る。というのは、「遊楽の印」を始めてからずっと追っているわたくしのテーマの一つでもあります。さらっと絵(字やただの線なども含めて)が描けていたら、きっとこんなに苦心することはなかったけれど、描けなかったかったからこ ...

水無月にはいりました。梅雨時でもありますし、雨とか曇りとか。。。冬の空とは違う明るめの灰色と、暗めの水色のイメージが浮かびます。画像の文香には、墨染めの半紙を仕込んで、白い和紙に少し陰影を出したつもり。実は後ろ姿を気に入っています。^^ご覧いただけないか ...

「春夏秋冬」の印でまずは、文香を作ってみました。草書印は、季節によらず黒肉で捺すのがかっこよい気もしますが、「秋」印を画像の混色印肉で捺したいが為にほかの印もそれぞれ色を変えることに。こういう組み合わせですとこのサイズ(10.5ミリ角使用)でちょうどよい気も ...

風薫る五月という言葉通りの一日です。遊印の捺し方動画をupしようと練習中です。18年目にして。。。今更感満載ではありますが、今年の目標のひとつでもあります。画像の文香も作ってゆく過程の動画を撮ってみました。甥が編集してくれるというので急に(といっても昨年末のこ ...

随分と暖かくなりというか暑くなり!車の中は冷房がふつうに。冷凍庫にアイスクリームがないとなんとなく。。。「備えは十分じゃない感」が拭えない季節になりました。先日、森の道を通り抜けた時、連翹がきっぱりと鮮やかに美しく枝垂れており!そのすぐ近くで白い山藤が今 ...

外出先で辛夷の花がたくさん咲いているのを見ました。背の高い木で、見上げると青い空を背景に白い花をいっぱいつけていて、花びらの開き具合がなんとも風情がありきれいでした。少し早いかなと思って数日前に作った辛夷の文香ですが、全然早くなかったです。^^機嫌よくい ...

雨水らしく。。。温みのある雨で始まった昨日ですが、今朝は一転、青い空に輪郭のくっきりとしたふわふわの白い雲です。外に出ると、風は冷たく底冷えを感じるけれど、窓の内側から空の色や光を見ていると春の色に変わったなぁと思う。まだ霞んではおらず、くっきりした風景 ...

昨晩から最も使っている鋏が忽然と失踪中。整頓が完璧に行き届いているとは言い難いけれど、モノの置き場所は決めていて、作業中であっても、必ずいちいちそこに戻す事を心掛けているので、行方不明になることはまずない。意志を持って隠れているに違いない。探し出すべきか ...

冬らしい空気になってきました。そして昨日はちらっと^^あられが降りました。しかし、あられは雪の一種ではないのですね。。。。夕方のニュースでは福岡で初雪が降った。と伝えていましたが、北九州のことには触れられず(ちなみにNHK北九州)。「確かにあられは降った。そ ...

大雪にはいりました。雪がたくさん降っているところもあるようですね。このあたりでは。。。今年の冬は雪が降るかなぁ。一度くらいは降って欲しいなぁ。見たい!という感覚ですので、重い灰色の空からはらはらと舞い降りてくる雪は憧れに近いものもあります。もちろん数年前 ...

桐箱にいれるお正月用の香を試作しつつ、この折形が気に入ってよく作っています。桐箱には入らないのですけど。。。いつも思っている事とやっている事が違っています。全然つながりませんが、桐箱と彩朱肉が入荷しております。大変お待たせいたしました。桐箱は再値上げ、彩 ...

文香を墨色バージョンで作ってみました。今日は赤色:印泥(美麗)をさし色で捺してみました。墨色の混色印肉は、和紙との相性にもよりますが、「カスレ感が出てもよい」くらいの感じで捺すと、ちょっとデッサン風になって(と思う)、赤々とくっきり美しく捺された印影とは ...

「熨斗付き胡麻塩包み」の折形です。以前お正月用の香包みとして半紙で試作したものを見て頂いたと思います。これは大好きな白土入りの宇陀紙(福西和紙本舗さん)。ほぼ書道半紙四分の一くらいのサイズを使い、横幅が60ミリくらいの仕上がりになっています。包みは、熨斗 ...

先日ご紹介したひだの折り出しがある折形ですが、和紙自体のサイズを1センチ程大きくして(80ミリ四方)作ってみました。仕上がりが27×37ミリくらいになっています。このくらいの方が遊印も捺し易くよい感じです。先日ご紹介した日にすぐ型紙を拡大して作ってみようと思い ...

霜降に入ってから急に秋が深まってきたように思います。日の出も遅く、夕暮れも早く。火恋しい季節になりました。寒露も霜降もそしてこれからやってくる立冬までも。。。同じ印で同じ色合いになってしまいそうですが。ー-;このあたりでは。。。実際に紅葉が美しいのは立冬 ...

「香包み」の折形です。折形の本ではよく30cmくらいの和紙を使って折るサイズが掲載されていますが、それだと結構大きな仕上がりとなりますので、うんと小さく縮小してみました。自分で型紙を作り、^^上の画像は7センチ角の型紙と仕上がった折形です。縦35ミリ横23ミリ ...

「生誕祝いの粉包み」という折形で文香を作ってみました。透け感のある韓紙を表側に使い、唐辛子模様の千代紙を中に仕込んでいます。この唐辛子模様の和紙がとても好きで。^^地の和紙が真っ白なので何となく夏らしい雰囲気もするなぁと思いつつ、白と赤の組み合わせはかわ ...

文香に自分で色をつけて縒った紙縒りを結んでみました。この色は、柄茶という名前がついた顔彩を素直に使ったような気がしますが良い色です。完全に乾いた時に茶が出てくる感じで、少しくすんだ枯れ感のある赤。この色の封緘紙も作ってみようと思います。「枯れ葉」遊印を捺 ...

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